シーボン 21年3月期/連結売上高91億円/コスト構造見直しも9億円赤字

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 化粧品のサロン販売を展開するシーボンの21年3月期の連結売上高は、前期比18.0%減の91億100万円だった。新型コロナの影響による、イベントプロモーションの自粛や顧客の来店自粛が、減収の要因となった。同社ではコスト構造の見直しを図ったが、減収に伴い、営業利益は9億300万円の赤字となった。
 直営のサロン店舗の売上高は、前期比20.6%減の83億8400万円となった。通信販売の売上高は、前期比75.4%増の3億7900万円だった。シーボンでは20年4月以降、来店を自粛する顧客に対して、電話通販やECの利用を促しており、通販の売り上げが大きく伸びた。
 シーボンでは20年4月以降、店舗業務の見直しや、店舗・個人に対する評価方法の見直し、経費・固定費の見直しを行った。その結果、14億1200万円の経費削減につながったとしている。ただ、20年4―5月に行った全店舗の臨時休業の影響は大きく、営業利益は9億円の赤字となったとしている。
 21年2月までの月次売上高は、20年10月度を除き前年割れとなっていた。顧客の来店自粛やプロモーション活動の自粛が大きく影響したという。20年10月度が前年同月比で15.8%の増収となったのは、19年9月度に消費税増税に伴う駆け込み需要が生じていたためだとしている。
 21年3月度の月次売上高は、首都圏で2度目の緊急事態宣言が解除された影響もあり、前年同月比24.5%増の8億1700万円だった。

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