OYC/開発費用をクラファンで募集/収益性改善につなげるフォーム

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 印刷サービスのOYC(オーワイシー、本社東京都、菊地範芳社長、(電)03―5282―4680)は3月25日、独自のギフトや印刷商品を手掛ける通販・EC事業者と、デザイナー向けのプラットフォームサービスを提供するための、寄付の募集を始めた。プラットフォームで事業者の収益性改善につなげるという。
 プラットフォームサービスの名称は「Sketchmarket(スケッチマーケット)」。デザイナーがテンプレートを作成してサイトに投稿し、そのテンプレートをもとに利用者がウェブ上で自由にデザインできるようになる。
 通販・EC事業者は自由に自社ECサイトに連携できる。そのため、オンライン上で文字、イラスト、写真などをレイアウトできるデザインシミュレーター機能を低コストで利用できるという。高額なシステム開発は必要ない。
 寄付の募集は3月8日から、READYFOR(レディーフォー、本社東京都)が運営するクラウドファンディングサービス「Readyfor」で行っている。5月8日までの期間限定。目標金額は350万円で、システム開発費用の一部に充当する。目標金額に達しない場合は全額返金する。
 寄付によるリターンは、OYCのECサイトで自由に名刺をデザインし、購入できるクーポンなど。金額に応じた各コースを用意している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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