【注目ウェビナー】 〈ハンファQセルズジャパン〉太陽光発電の新製品を発表/屋根リフォームの営業支援も

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 太陽光関連製品を取り扱うハンファQセルズジャパン(本社東京都、尹柱社長、(電)03―5441―5900)は4月16日から、太陽光発電や蓄電池を販売する事業者を対象にウェビナーを無料で実施する。21年度中に展開する新たな戦略や新製品の情報も同時に発表する。
 同社は、すでにグローバルで展開するトータルエネルギーソリューションプロバイダーとして事業を手掛けている。先行して実施している海外のノウハウを生かし、日本でもサービスを展開する。従来の太陽光発電や蓄電池の販売だけでなく、VPP(バーチャルパワープラント)実証事業への参加や、PPA(電力販売契約)、IPP(独立系発電事業者)事業の推進など、分散電源の拡大を図っていく。
 転換を図るためにも、事業方針の説明だけでなく、営業とコンプライアンスの強化を同時に行うことで、メーカーと販売店が協業する仕組みを構築していくのが狙い。
 開催するウェビナーは5日間。開催日時によって内容は異なるが、4月16日と同23日、5月28日のウェビナーを重視しているのだという。
 4月16日は、同社がこれから販売する太陽光発電「G9(ジーナイン)シリーズ」の新商品の発表を行う。同月23日は、同社のグローバル戦略と、間もなく実施する新しい事業の説明を行う。
 5月28日は、販売店の営業とコンプライアンスを強化するウェビナーを開催。登壇者には、訪販業界に精通している千原曜弁護士を招く。同ウェビナーに参加した事業者は、同社から「認定書」が授与される。認定書は、営業での活用も可能。顧客への信用度を向上させる一つの証として使えるようにもする。コンプライアンスは、今回実施している事業説明会とは別枠で、費用も別途扱い。1人あたり5000円の受講料が必要だ。
 5月20日は、太陽光発電や蓄電池の販売店を対象に、新たな販売チャネルとして屋根リフォームの営業支援ウェビナーを行う。屋根リフォームと太陽光発電は相性が良いため、事業の拡大や売り上げの貢献につながる。5月21日には、カーボンニュートラル宣言後の市場展望について説明する。
 各ウェビナーは、事前登録が必要で、詳細は随時同社のホームページに案内される。
 現在、全国に同社のパートナーとして営業する販売店は1000社を超える。販売店との関係性を強固なものにするだけでなく、同社の100%子会社であるレネックス電力(本社東京都)が展開する、電力事業とのシナジー効果を生み出し、同社と販売店が一体となって推進できる体制を構築していく予定だ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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