経済産業省/新事業、業態転換対象に/最大1億円支援の公募開始

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 経済産業省は3月中に、事業を再構築する企業に、最大1億円の支援を行う事業再構築補助金の公募を開始することを予定している。コロナ禍の経済変化に対応するため、新事業を開始したり、業態転換・事業再編を行ったりする企業が対象となっている。
 小売業を営む会社が、ECを始めたり、サブスク事業に転換したりするケースも対象になる。飲食事業者が新たに高齢者向け食事宅配事業を開始するケースなども対象だ。
 支援の要件は、(1)申請前の直近6カ月間のうち、任意の3カ月の合計売上高がコロナ以前より10%減少している(2)事業計画を認定経営革新等支援機関や金融機関と策定する(3)補助終了後3~5年で付加価値額の年率が平均3%(一部5%)以上増加することを見込む事業計画を策定する─となっている。
 補助額は中小企業の通常枠で、100万~6000万円。中小から中堅・大企業を目指す卒業枠では、6000万~1億円となっている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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