Z会/3月から英語の新コース/オンラインで英会話レッスンも

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 通信教育を手掛けるZ会(本社静岡県、藤井孝昭社長)は3月、中学生向けのタブレットコースのリニューアルを行う。「読む」「聞く」「書く」「話す」の4項目について、AIが、ユーザーの実力を診断し、リアルタイムで最適な課題を出題できるようにした。「話す」項目については、音声入力をテキスト化することにより、診断するという。
 中学生向けタブレットコースの受講者は毎月1回25分、オンラインによる英会話レッスンも受講できる。
 「コロナの影響で営業自粛する塾があったことから、通信教育の需要が増えてきている。塾からオンライン指導に切り替える顧客も多い」(中高事業本部 執行役員事業本部長補佐 宮原渉氏)と話す。
 その上で、「英語のスピーキングは今後、高校の入試科目にもなってくる。オンラインでも問題なく学べる環境を提供していきたい」(同)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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