ベルーナ 21年3月期/売上高2000億円へ/通販順調で業績予想を上方修正

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 ベルーナは1月28日、21年3月期連結業績予想の修正を発表した。売上高は前回予想を30億円上回る2000億円に上方修正。当期純利益は同10億円上回る105億円に修正した。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛などの影響で、通販需要が幅広い顧客層から高まり、アパレル・雑貨などの総合通販、食品・酒類・化粧品などの専門通販とも、売上高が予想を上回ったため。
 翌29日に発表した20年4―12月期(第3四半期)の連結売上高は、前年同期比12.0%増の1541億4500万円だった。このうち、総合通販事業の売上高は同19.7%増の695億5400万円。専門通販事業の売上高は同28.4%増の479億8500万円だった。
 当期は総合通販事業においてカタログ通販の売上高が増加している。総合通販事業における第3四半期までの累計売上高のうち、カタログ通販は前年同期比67億2000万円の増収。ネット完結売上高も同47億1000万円の増収だった。
 専門通販事業では、グルメが同35億3000万円の増収、子会社のオージオが手掛ける化粧品通販は同31億1000万円の増収、看護師通販事業は同31億円の増収などとなっている。
 21年3月期の営業利益は前回予想を15億円上回る140億円に、経常利益も同15億円上回る148億円にそれぞれ上方修正した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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