千趣会 20年12月期/営業損失は4億円に/固定費削減で業績予想上方修正

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 千趣会は1月22日、20年12月期連結業績予想の上方修正を発表した。営業損失は前回予想の13億円から4億円の損失に改善する。通信販売事業における販促効率の改善や固定費の削減、ブライダル事業における広告宣伝費・販売促進費をはじめとした販管費の効率化・削減などが寄与する。
 売上高は前回予想を12億8600万円上回る、832億8600万円に修正した。通信販売事業における販促施策が奏功したほか、コロナウイルス感染症の再拡大に伴う需要の獲得などが影響する。
 ブライダル事業においては、コロナ感染防止策の徹底など、ウィズコロナを前提とした取り組みなどにより、挙式の中止や延期が総定数を下回ったことから、売上高は前回予想を上回る。
 経常損失は前回予想から9億円改善の39億円、当期損失は同13億円改善の40億円となる見通し。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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