サニックス/訪販部門で初の感染者/感染者情報を一つに集約

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 白蟻駆除の訪問販売を行うサニックスは1月13日、白蟻駆除やメンテナスの訪販部門であるHS事業において、初の新型コロナウイルスの感染者が出たと発表した。同日に、コロナ関連情報に関するページを一つに集約し、早急な情報提供と対応に努める。
 感染が発覚したのは、HS事業部門の鹿児島支店(鹿児島県鹿児島市)で、30代の男性従業員1名。1月11日に発熱が確認され、翌日12日に医療機関を受診。その後のPCR検査で、13日に陽性と判定された。男性従業員は現在、保健所の指導により自宅療養中だという。
 同社では、「感染した従業員の行動履歴(接客記録)や濃厚接触者の調査」「濃厚接触の可能性がある従業員の自宅待機指示と健康状態の経過観察」「拠点内の消毒作業の実施」の三つを実施している。
 同社では20年12月以降、これまで、ラグビーチーム「宗像サニックスブルース」の部員やスタッフ合わせて8人が感染した。現在、ラグビーチームは、活動を休止している。本社の内勤スタッフや他部門などでもコロナの感染者が出ており、会社全体としてコロナの感染防止対策をより強化していくとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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