マーキュロップ/エコマークアワードを受賞/リターナブル容器やリサイクルが評価

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エコマークアワード2020

エコマークアワード2020

 ウォーターサーバー事業を展開するマーキュロップ(本社東京都、田邊将宏社長)はこのほど、日本環境協会(所在時東京都、森嶌昭夫理事長)が行う「エコマークアワード2020」において、優秀賞を獲得した。繰り返し使えるボトルや、使用後のサーバーのリサイクル、自社配送で不要な梱包資材を減らしている点が評価された。
 エコマークアワードは2010年に創設された表彰制度。「消費者の環境を意識した商品選択、企業の環境改善努力による、持続可能な社会の形成」に向けて活動している企業・団体を表彰している。同社は11年にリターナブルのウォーターボトルでエコマーク認定を取得。ウォーターサーバーを取り扱う企業としては、今回が初めての受賞となった。
 リターナブルの安全性が確認できるよう、累計6000人が参加する工場見学ツアーを実施してきた点も評価された。地域社会への貢献に取り組んでいる点も評価されたポイントの一つだという。
 「リターナブルでボトルを使っていくには、顧客の協力が必要になる。顧客への感謝を忘れずに、今後も継続して環境にやさしい循環システムを維持していきたい」(経営企画室岡本彩室長)と話している。

配送には繰り返し使えるケースを使用

配送には繰り返し使えるケースを使用

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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