フューチャーショップ/流通総額は40.6%増/7―9月のEC利用状況を公開

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 フューチャーショップ(本社大阪府、星野裕子社長、(電)06―6485―5200)は11月13日、SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop(フューチャーショップ)」シリーズの20年7―9月の流通総額が前年同期間比40.6%増の382億円になったと発表した。緊急事態宣言解除後もEC利用は増加傾向にあるという。さらにEC利用状況に関する調査レポートも公開した。
 「futureshop」シリーズの20年7―9月の稼働店舗数は2700店を突破した。生活者の在宅機会増を受け、顧客接点を強化すべくEC・デジタルマーケティングにさらなる注力をしている企業が増加しており、「futureshop」の導入も進んでいる。
 7―9月の期間中、流通額の伸びが大きかったカテゴリーの1位は、同208.9%増の「車用品・バイク用品」だった。「キッズ・ベビー・マタニティー」(同99.3%増)、「水・ソフトドリンク」(同95.8%増)、「バッグ・小物・ブランド雑貨」(同95.5%増)、「食品」(同85.1%増)と続いた。
 新たに会員登録した顧客の利用を新規利用と見なし、各店舗の平均増加率を月ごとに調査した。その結果、7―9月の平均増加率は同105.4%増となった。
 決済手段については、いずれの月も前年と比べて「現金・その他決済」の利用が減り、「クレジットカード」「ID・QR決済」が増加した。キャッシュレス決済の利用が伸びている。
 その他の調査結果は、フューチャーショップの特設ページで紹介している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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