新日本製薬/ヘルスケアに7億投資/第三者割当増資で資金を調達

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 新日本製薬は11月24日開催の取締役会で、株式の売り出しや第三者割当による新株発行について決議した。第三者割当増資によって調達予定の手取概算額7億2538万円は、ヘルスケア新規事業に充当する予定だ。ヘルスケア事業の売上高は25年9月期までに、売上高の30%にまで高める計画。その達成に向けたブランド開発、商品開発、顧客開発に調達資金を投入する。
 第三者割当による新株は、普通株式27万株を発行し、みずほ証券に割り当てる。調達資金の手取概算額上限は、11月13日現在の東京証券取引所における普通株式の終値を基準として算出した。
 新日本製薬は、これまでのミドル世代以上をターゲットとした健康維持を重視する既存ヘルスケア事業に加え、アフターコロナの新時代に向けて個人の自律したヘルスケアを支える「スマートヘルスケア事業」を新たに開始している。
 スマートヘルスケアは、未病・予防を基本とした上での、美の提供がコンセプト。ミニマムライフ世代をターゲット顧客として、ECチャネルを中心に事業を展開する。

(続きは、「日本流通産業新聞」11月26日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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