〈NB各社〉 SNS活用して会員獲得/対面に替わり製品の良さ訴求

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 ネットワークビジネス(NB)企業で、インスタグラムなどSNSの活用が広がっている。新型コロナウイルスの影響で、対面で製品の説明や体験ができなくなっており、SNSの投稿を充実させている。ライブ配信などに活用して新規会員を獲得したり、増収につなげている企業事例も出ている。ただ、SNSに関する消費者相談も増えているため、コンプライアンスの取り組み強化が求められている。

 ヒト幹細胞培養液化粧品「ルビーセル」シリーズを展開するアフロゾーンジャパン(本社東京都、金勉公社長)は19年夏から、会員向けにインスタグラム、LINEなどでライブ配信を行っている。SNSでは、製品の写真を投稿するだけでなく、実際に製品を使用している動画を配信している。
 ライブ配信をするのは、一定のタイトルを獲得した約40人の会員で、所有するサロンだけでなく、本社のセミナー会場からも配信している。配信回数はコロナ前の2倍以上となり、ほぼ毎週の頻度で実施している。
 金社長は、「SNSでのライブ配信や投稿を見た人が、製品に興味を持ち、ダイレクトメッセージを送ってくる。これをきっかけに対面やZoom(ズーム)でのリクルート活動につなげている」と話す。
 トップリーダーの一人である茂山愛氏は、インスタグラムで約4000人のフォロワーに向けて配信し、製品の良さを訴求している。
 SNSの取り組み強化もあり、同社の20年4―9月期(中間期)の売上高は前年同期比2倍増となる10億円となった。9月度は、単月として過去最高となる2億5000万円を売り上げた。
 ケイ素・水素の生成器や乳酸菌商品を販売するPremica Japan(プレミカ・ジャパン、本社東京都、円谷卓司社長)は今年8月、LINEの公式アカウントで製品の販売を始めた。「購入」を選択すると、買い物と決済ができるようにした。利便性の向上だけでなく、人との対面を減らしてコロナの感染を防ぐ狙いもある。

(続きは、「日本流通産業新聞」11月12日号で)

ヤング・リヴィングの小物を駆使したインスタグラムの投稿

LINEで髪染めの動画を配信

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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