Nint/電通デジタルと連携/中国越境ECデータを提供

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 ECデータ分析サービスを提供するNint(本社東京都、吉野順子社長、(電)03―5331―6318)は10月19日、電通デジタルが新たに開始した「中国EC市場ポテンシャルリサーチサービス」へのデータ提供を開始した。提供するのは、Nintが持つ中国EC市場データ。日本の事業者の中国EC市場への新規参入を電通デジタルとともにサポートする。
 「中国EC市場ポテンシャルリサーチサービス」は、中国越境ECへ進出する企業をサポートするためのマーケティングプラン。中国EC市場における詳細な市場調査レポートを提供する。対象となる商品群と商品種別について、過去3年間分の市場規模調査を実施するという。市場への理解を深めるきっかけになるとしている。特定ジャンルの上位ショップの2~3年間の推移から市場分析を進めることもできるという。
 ニントでは、競合調査として、個別の商品ごとの、売り上げや平均単価を分析することも可能だとしている。これらの分析結果をまとめ、ニントと電通デジタルの両社の知見を基に、ECの適切な販売戦略につながるレポートを提供するという。
 サービスメニューは、企業の参入フェーズに合わせ、3タイプを用意する。(1)低コストで市場全体感の把握が可能な「Basic(ベーシック)」(2)時系列による市場分析と、特定ブランドの販売分析が可能な「Advanced(アドバンスド)」(3)より長期間な分析を行い、正確な市場理解と仮説検証が可能な「Professional(プロフェッショナル)」─をラインアップしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ