らでぃっしゅ、大地とも増収・増益/コロナ化で会員数が増加

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 オイシックス・ラ・大地はこのほど、グループ傘下のらでぃっしゅぼーやと、大地を守る会の20年4―6月期(第1四半期)の業績を公表した。両ブランドで、売り上げ、利益ともに増加した。コロナ禍で、会員登録の問い合わせが増えたほか、「Oisix」からの新規獲得窓口から誘導した効果もあり大幅に増加した。
 大地を守る会の売上高は、前年同期比41%増の36億3000万円、営業利益は同59%増の7億2000万円だった。会員数は、同14.1%増の4万3941人。会員1人当たりの月間購入金額(ARPU)は同30.2%増の2万7117円だった。
 雑誌「Dr.クロワッサン」と発酵食のレシピをコラボしたほか、NHK出版監修の免疫力に特化した食生活を提案し、健康・免疫コンテンツを強化した。
 らでぃっしゅぼーやの売上高は、同25%増の47億2000万円で営業利益は同31%増の8億9000万円となった。会員数は同2.5%増の6万2515人だった。ARPUは同27.4%増の2万3189円だった。
 子どもと一緒に作る「週末料理Kit」などの販売が好調だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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