日本トリム 20年4―6月期/セミナー減少で19%減収/顧客獲得効率は上昇

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 電解水素水整水器の職域販売を展開する日本トリムの20年4―6月期(第1四半期)におけるウォーターヘルスケア事業の売上高は、前年同期比19.1%減の30億5600万円だった。4、5月の2カ月はともに、職域販売で実施するセミナーの回数が前年同月比で80%減となった。一方で、健康志向の高まりや、企業向けの整水器の大規模導入があり、1セミナーあたりの顧客獲得効率は上昇した。その結果、「期初の予想よりも、減収幅を抑えられた」(田原周夫専務取締役管理本部長)としている。
 日本トリムでは、職域販売のセミナー数が減少した4~5月、既存ユーザーへの買い替えキャンペーンを実施した。その結果、整水器のカートリッジ販売が伸長。減収幅の抑制に寄与したとしている。「在宅率の高まりもあり、カートリッジの需要が増加した」(同)と言う。

(続きは、「日本流通産業新聞」8月27日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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