シーボン/通期は28%減収見込む/21年3月期連結業績予想を発表

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 化粧品のサロン販売を展開するシーボンは8月21日、21年3月期の連結業績予想を発表、通期の売上高は、前期比27.5%減の87億1600円を見込んでいる。営業利益は16億800万円の赤字(前期は3億1800万円)になると予想している。20年3月期決算発表時点では、新型コロナによる業績への影響を見極めるのが困難だとして、業績予想を開示していなかった。
 シーボンは同日、20年4―9月期(第2四半期)の業績予想についても発表した。第2四半期の連結売上高は、前年同期比36.2%減の39億1100万円、営業利益は9億4800万円の赤字(前年同期は1億5000万円の黒字)になると予想している。
 シーボンでは、公表した業績予想について、「現時点で入手可能な情報や予測に基づき算定し、公表した」(広報・IR)としている。「緊急事態宣言解除後の6月以降も、集客イベントの中止や店舗の予約制限の実施などを引き続き行っているが、集客数や売上高は回復基調にある」(同)ともしている。
 今後は、デジタルメディアを活用し、顧客接点の創出を図っていく。同時にコスト構造の見直しも行うとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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