日本トリム/衛生対策セミナーを強化/法人の整水器導入が前年超え

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 電解水素水整水器の職域販売を展開する日本トリムは7月16日、企業向けに実施している「衛生対策セミナー」の内容を拡充した。同社では、法人による、電解水素水整水器の営業所への導入件数が、5月、6月とも、前年同月実績を上回っていたとしている。法人向けのセミナーを強化することにより、企業への導入をさらに促進したいという。
 日本トリムでは3月から、新型コロナウイルスの流行を受け、企業の要望に応える形で「衛生対策セミナー」を実施している。日常の衛生対策とヘルスケアの重要性を訴える内容となっている。
 16日からは、「衛生対策セミナー」を、感染症の予防や免疫力の維持、水の有効な活用法について、参加者の知識を深める内容に刷新した。日中、マスクを着用することによる、隠れ脱水の危険性なども訴える内容にしているという。
 「衛生対策セミナー」に登壇する同社のインストラクターには、これまで「健康経営アドバイザー」の資格を取得させていたが、「健康マスター」の資格取得も促すことを計画している。
 日本トリムでは、新型コロナの影響で、整水器の販売が進んでいない現状があるという。一方で、法人の健康経営に対する意識の高まりから、法人の営業所への整水器の導入が増加している。
 同社では、「衛生対策セミナー」を通じて、企業の健康意識のさらなる向上を図る考えだ。電解水素水整水器の企業への一括導入の台数を、21年3月期は、前期比で15%増加させたいとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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