フランスベッド販売/巣ごもりでEC売上倍増/大幅減収の訪販をデジタルが支える

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 ベッドや介護用品などの訪販を手掛けるフランスベッド販売(本社東京都)では、コロナの影響で、20年4~5月度の売り上げが、前年同月比で大幅に減少した。5月度の減収幅が最も大きく、前年同月比39.6%減となった。訪販事業のみでは、約70%の減収になったという。一方で、EC事業の売り上げは巣ごもり消費で伸長しており、4~6月度のEC事業の売上高は、前年同期間比で倍増したとしている。
 フランスベッド販売では、全国で緊急事態宣言が発令された4月上旬から、北海道地域における訪販事業と、ショールームや催事で商品を提案するインテリア事業の営業自粛を行った。同社では、4月に契約した商品の出荷を翌月に行うため、営業自粛期間だった4月の売り上げが立つ5月度の減収が顕著だったとしている。

(続きは、「日本流通産業新聞」7月9日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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