ナリス化粧品/ふきとり化粧水、5年連続首位

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 化粧品訪販のナリス化粧品(本社大阪府、村岡弘義社長)は6月11日、同社のふきとり化粧水の国内販売シェアが5年連続で1位となったと発表した。リサーチ会社のTPCマーケティングリサーチ(本社大阪府)が実施した調査で分かったとしている。
 調査によると、ふきとり化粧水の国内市場規模は約199億円で、そのうち、ナリス化粧品は13.6%を占める27億円を売り上げたとしている。
 ナリス化粧品では、16年に導入した、ふきとり化粧水の定期購入制度「スキンケア定期便」の会員数が8万人を超えている。ナリス化粧品が、ふきとり化粧水のリピーターを確保していることが、市場のシェアを確保できている要因だとしている。
 市場調査と同時に発表した、ふきとり化粧水に関する意識調査では、「毎日、ふきとり化粧水を使っている」という女性の8割が、「肌に自信がある」と回答したことが分かったという。
 全国の20~69歳の女性2182人を対象に実施したインターネットによる調査では、ふきとり化粧水について、「よく知っている」「なんとなく知っている」と回答したのが67.9%だった。比較的若年層の女性の方が、ふきとり化粧水を毎日使用している傾向があることも分かったという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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