ポーラは6月22日、創業100周年となる29年に向けて、SDGsの目標数値に沿った「サスティナビリティ方針」を発表した。ポーラが掲げた方針では、「月商500万円以上のショップオーナーを1200人に増やす」「60歳以上のビューティーディレクター(BD、販売員)を増やす」など、ジェンダー平等や経済成長に関する16の目標(※表参照)を設定した。900人(19年12月末時点)いる「月商500万円を超えるショップオーナー」の数を、9年で30%増やす目標を掲げた。
■900人から1200人へ
60歳を超えるBDは1万2000人で、BD全体の4分の1を占めている。60歳を超えると、体力の限界や、家庭の事情を理由に、退職を選択するBDも多いという。仕事を継続したいという気持ちを持つBDが、気軽に仕事を続けられるよう、環境の整備を図っていくとしている。
ポーラでは現在、女性管理職の比率が40%となっているという。男性・女性関係なく、能力を総合的に判断することにより、女性管理職の比率を高めたいとしている。
(続きは、「日本流通産業新聞」6月25日号で)
ポーラ/月商500万のBDを1200人に/100周年に向け「サスティナビリティ方針」
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