関通/マザーズ上場で承認/手取資金は物流施設に充当

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 ECの物流支援を手掛ける関通(本社大阪府、達城久裕代表、(電)06―4308―8901)は2月13日、東証マザーズ市場への新規上場を承認された。上場予定日は3月19日。株式上場で新規のクライアント獲得につなげるとともに、新株発行による手取り資金で物流施設の設備投資に充当する計画だ。
 株式の新規発行による手取り概算額は約2億5200万円。第三者割当増資による手取り概算額の上限約5500万円を合計した約3億800万円は、設備投資に充当する。
 具体的には21年2月期、EC・通販物流支援サービスにおけるソフトのバージョンアップに7100万円。埼玉・和光に新設の物流センターの物流設備および付帯設備の一部に100万円を充当する。
 22年2月期には、埼玉・和光に新設の物流設備および付帯設備の一部に8500万円を充当。さらに、兵庫・尼崎に新設の物流センターの物流施設および付帯設備に一部に約1億5100万円を充当する。
 関通は上場申請の理由について、上場により企業信頼を高め、新規顧客獲得につなげるとともに、「物流ロボットなどの設備投資で効率化を図り、業容拡大につなげたい」(管理本部)としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ