アイビー化粧品/中国向けに越境販売開始/WeChat使い、現地販売員に報酬も

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 化粧品訪販のアイビー化粧品は2月21日、中国SNS「WeChat(ウィチャット)」を活用した中国向け越境販売を開始すると発表した。「ウィチャット」上で商品を購入する人を紹介した販売員に対して、報酬を支払う仕組みも構築するとしている。
 「ウィチャット」での製品の販売は、中国向け越境EC支援のJCconnect(ジェイシーコネクト、本社東京都)を通じて行うとしている。「ウィチャット」のアイビー化粧品の公式アカウント上に、越境販売の仕組みを構築する。購入した顧客に対しては、国際郵便などを使って日本から商品を発送するとしている。
 アイビー化粧品では、「『ウィチャット』を活用した越境物流は、決済に関するリスクが少なく、初期投資額も少なくて済むことから、開始することとした。当社の販売組織からはこれまで、『中国で販売できるようにしてほしい』という要望が多数寄せられていた」(中山聖仁取締役)としている。
 中国向け越境販売事業は、21年3月期以降の業績に好影響を与える可能性があるとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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