ロイヤルグランデス/売上高2億円を見込む/セミナーの継続とEC開設が奏功

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 健康食品のネットワークビジネス(NB)を展開するロイヤルグランデス(本社埼玉県、稲葉元章社長)の20年3月期の売上高は、前期の約2倍増となる約2億円になる見通しだ。製品とビジネスについてのセミナー活動の継続と、19年7月にECサイトを開設したことが増収の要因になった。
 主力製品「レヴァリット」の人気に火が付いただけでなく、18年2月の創業以降、毎月5回の頻度で愛用者やプロスペクトに対し、製品やビジネスについて説明してきたことが奏功した。会員数は19年2月から500人増え、約1300人に成長している。会員の9割がNB未経験者で占めている。未経験者がリーダーに育ってきたことも増収につながった。
 19年7月には、グループ会社であるイング(本社埼玉県)がECサイトを開設した。上位ランクの会員に対してECでの売り上げの一部を還元すると発表したことで、ビジネス活動のモチベーションが上がった。
 稲葉社長は「緩やかな成長だが、確実に伸びている。今年は、新製品の投入など新しい取り組みを積極的に実施したい」と意気込んでいる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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