【訪販化粧品のブランディング】 ポーラ〈「がん共生」で医療機関とコラボ〉

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ポーラの「うつくしくはたらく」でグランプリを受賞した首都圏エリア

ポーラの「うつくしくはたらく」でグランプリを受賞した首都圏エリア

 ポーラが11月8日に開催した、社内イベント「うつくしくはたらく」の第4回プレゼン大会では、同社の「首都圏エリア」がグランプリを受賞した。首都圏エリアは、ポーラが販売員向けに提供する「がん共生プログラム」の輪を広げた功績が認められた。地域の医療機関の従業員に対してエステを実施したり、医師によるワークショップを開催したり、イベントに取り組んだという。その取り組み内容のプレゼンが、ポーラの役員から評価された。


■医療機関の従業員にエステ

 首都圏エリアが取り組んだのは、地域社会への貢献活動。ポーラが掲げる「がん共生プログラム」を核として、首都圏の各地域の医療機関へのサービス提供を行った。医療機関に対して、同社の販売員(ビューティーディレクター、BD)が、ハンドトリートメントやメーキャップ、セルフマッサージなどを提供した。販売員組織のトップであるグランドオーナーに対しても、がん共生プログラムの勉強会への参加を呼び掛け、プログラムの目的意識の共有を行ったという。首都圏エリアを統括するマネージャーやコンサルタントが、エリア内のオーナーやBD、医療機関を巻き込みながら展開を拡大させていったという。
 病院の従業員に対しては福利厚生の意味も込めて、ポーラのショップでのエステなども一部負担で提供したとしている。
 がん患者や家族を支援するチャリティー活動「リレー・フォー・ライフ」のイベントには、エリアのコンサルタントやBDなどが、エリア全体として参画したという。
 今後も、大病院との提携を実施していく考えだ。オーナーマネージャーやBDに参加してもらい、大規模な、がん共生プログラムの勉強会開催することも予定しているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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