印刷関連事業を展開するフジプラス(本社大阪府、井戸剛社長、(電)06—6365—8081)は1月21日、新たなDM制作サービス「バリアブルDM」を発表した。顧客データをもとに、それぞれに合ったDMを制作し、発送する。レスポンス率の向上が期待できる。
ネットでDM制作・発送を依頼できる印刷サービス「DMステーション」の新たなラインアップとして「バリアブルDM」を提供している。氏名や購買情報といった顧客データをもとに、複数パターンのDMを制作する。
フジプラスによると「通常のDMよりもワン・トゥ・ワンに近いDMを制作するため、DMの訴求力が高まる。MAやCRMシステムとの連携にも個別で対応できる」(デジタルイノベーショングループ)と説明する。
「DMステーション」で制作できるDMサイズは4種類。利用料金ははがきタイプ(横10センチメートル×縦14・8センチメートル)が1通70円、A4はがきタイプ(横21センチメートル×縦29・7センチメートル)は同120円など。料金には印刷、宛名印字、送料を含む。
「バリアブルDM」の利用には、「DMステーション」の利用料に加え、30円がかかる。複数パターンのデザインを設定する費用として、表裏1デザインにつき1万円が発生する。
フジプラス/DMの新サービス/顧客情報を活用し、レスポンス向上
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