厚生労働省/充填済みは回収不要/全国の自治体に事務連絡(2022年8月11日・18日夏季特大号)

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 カプセル製造大手のクオリカプス(本社奈良県)が健康食品用ハードカプセルの自主回収を行っている件について、厚生労働省は8月9日、「当該カプセルを使っていても、充填済みの製品については回収不要」である旨を示す事務連絡を、全国の自治体に対して発出した。
 事務連絡は、奈良県消費・生活安全課からの、文書による照会に答える形式となっている。
 「当該健康食品用カプセルに内容物を充填したカプセルの取り扱いについては、健康上の危害を生じる恐れは極めて低いと考えられ、これらの廃棄、回収等に係る行政措置を執る必要はないと考えるが、貴省の見解を伺いたい」とする照会に対して、厚労省は、「貴見の通り」としている。
 充填済みではない空カプセルの扱いについては、事務連絡では言及していない。
 本紙取材に対して厚労省は

(続きは、「日本流通産業新聞」8月11日・18日夏季特大号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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