ポーラ／肌分析２０００万件超に／３３年分のビッグデータ（2022年8月4日号）

　ポーラは８月１日、ポーラがこれまで実施した肌分析の実施件数が、２２年７月末時点で２０００万件を突破したと発表した。８９年に肌分析サービスを提供してから、３３年間分のビッグデータを蓄積しているとしている。
　ポーラの肌分析サービスは、パーソナライズドサービスブランド「ＡＰＥＸ（アペックス）」の肌分析サービスによるもの。８９年に、角層分析法やレプリカによるキメ分析法による分析などをスタート。ニキビケア分析やキメ・シワデジタル画像解析などを順次導入してきた。１９年には、国内で初めて、動画で肌表面を撮影し、肌の未来の可能性を分析するサービスを導入した。
　「ＡＰＥＸ」の肌分析サービスでは、販売員が、サロンで、顧客の肌情報を専用機器に入力すると、本社の２０００万件以上の肌データと照合した上で、３～４分で、サロンに分析結果をフィードバックする。販売員は、顧客の肌状態に応じて、最適なスキンケアの方法を提案する。
　ポーラによると近年は、男性の中にも、肌分析を体験する人が増えているという。「ＡＰＥＸ」では、男女を問わず、一人一人の「肌個性」に合わせたスキンケアを提案していくとしている。