divi/ライフルから事業譲受/花の定期配送サービス開始(2022年7月28日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
花の定期配送「hanameku」を開始

花の定期配送「hanameku」を開始

 企業の新規事業立ち上げ支援などを手掛けるdivi(ディヴィ、本社東京都、石井裕社長)は7月1日、不動産情報サービス事業のLIFULL(ライフル)から花の定期配送サービス「LIFULL FLOWER(ライフルフラワー)」を譲り受け、新たに花の通販事業に参入した。今回の事業譲受に発生した費用は公表していない。
 事業譲受に当たり、サービス名を「hanameku(ハナメク)」に変更した。「ライフルフラワー」では対応していなかった目的別プランの提案や、ポイント制度などを導入し、顧客満足度の向上につなげていく。
 diviはこれまで、「ライフルフラワー」のサービスや商品について、企画・販売・運用までを一貫して支援してきた。支援していく中で、コロナ禍で花の通販市場が拡大していることや、マーケティング次第で売り上げをもっと伸ばせることが分かったという。
 「当社にはマーケティングに精通している人材がいる。『ライフルフラワー』の事業を引き継ぎ、販促などを強化していけば、さらなる利用者数増加を見込めると考えた」(石井社長)と経緯を話す。
 今後は、(1)数多くのギフトシーンの提案(2)手紙の同梱に対応(3)届く花をLINEで事前紹介(4)ポイント付与─などのサービスを提供し、既存顧客の離脱を防ぐとともに、新規顧客の獲得を目指す。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ