ゼンマーケット/海外向け定額購入サービス/「文房具」ジャンルを強化(2022年6月30日号)

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 150カ国への出荷実績を持つ、ゼンマーケット(本社大阪府、コーピル・オレクサンドル代表)は7月1日、海外向け定額購入サービス「ZenPop(ゼンポップ)」において、フランスの人気デザイナーとのコラボ商品を数量限定で発売する。
 同社は海外向け購入代行サービスを展開する越境ECモールなどを運営している。同社の22年6月期のEC売上高は、約100億円での着地を見込んでおり、右肩上がりで成長を遂げている。
 同社のECで特に人気の商品の一つが、「文房具」だという。
 「ZenPop」は、日本の商品がセットになったボックスを、同定期便の海外会員に届けるサブスクリプションサービスだ。届く商品は毎回設定するテーマごとに変わる。今回の「ZenPop」は、フランスの人気デザイナー「ぺエムスタジオ」とコラボした。コラボ商品は、「巾着」「レターセット」といった文房具だという。「日本らしさ」と、ぺエムスタジオのレトロテイストなデザインを生かした、オリジナル製品だとしている。コラボ商品は、1200箱と数量限定で販売する。
 デザイナーとのコラボは、今回で3回目となる。「Zenpop」でしか手に入らないコラボ商品をリリースすることで、付加価値を高め、新規顧客の獲得につなげる狙いがあるという。今後もさまざまなコラボアイテムを開発・発売予定だとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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