FARM8/日本酒サブスクの越境EC/NTTドコモと連携しPR(2022年6月30日号)

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パウチ3個がセットになった「SAKEPOST」

パウチ3個がセットになった「SAKEPOST」

 新潟県で日本酒関連事業を展開するFARM8(ファームエイト、本社新潟県、樺沢敦代表)は、ポストに日本酒が届く定期便サービス「SAKEPOST(サケポスト)」の海外展開を7月上旬から開始する。NTTドコモと連携し、日本酒の魅力を海外ユーザーに届けていくという。
 同サービスでは、同社が厳選した、日本酒が毎月3銘柄ポストに届く。日本酒は100ミリリットル入りで、オリジナルのパウチ容器に詰められている。商品を入れても厚さが2センチメートル以内であるため、日本国内ではポスト投函が可能だ。瓶と比較すると非常に軽量で配送できるため、海外発送でネックとなっていた「配送費」の大幅な削減を実現したという。
 どの銘柄の酒が届いたか、パウチのQRコードから、銘柄や基本情報、酒蔵の情報などを確認できる。海外ユーザーに対しては、サイトにアクセス後、各ユーザーの言語に合わせて表示を切り替えるそうだ。ユーザ―の「味の感想」をグラフで確認することもできる。
 今回同社はNTTドコモと業務提携を行った。NTTドコモが海外向けのPR・企画を行い、海外ユーザーに日本酒の情報を届けていくそうだ。
 7月上旬に、「SAKEPOST」の日本酒3銘柄のセットを単品で販売するという。サブスクの提供は、準備が整い次第スタートする予定だ。香港、シンガポールから提供を行い、対象エリアを順次拡大していくという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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