シルバーライフ/第3四半期、11.7%増に/FC加盟店は前年同期比50店増(2022年6月23日号)

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 高齢者向け配食サービスを手掛けるシルバーライフの21年8月―22年4月期(第3四半期)業績は、フランチャイズ(FC)加盟店が前年同期よりも50店増えたため、売上高は前年同期比11.7%増の82億6800万円になった。
 セグメント別売上高は、「FC加盟店」が同11.7%増の59億8500万円。FC数は「まごころ弁当」が11店増、「配食のふれ愛」は13店減、「宅食ライフ」が52店舗増となり、合計で984店になった。
 高齢者施設向けに食材を販売する「まごころ食材サービス」の売上高は、同7.7%増の9億6800万円だった。チルドは注文率が低いため新規営業を停止した。一方で、冷凍が、前年同期比2倍に拡大するなど、全体売り上げの27%にまで増えた。
 直販・その他の売上高は前年同期比14.6%増の13億1300万円だった。直販は定期セット注文者やレンタル冷凍庫の利用者が増加、置き配対応エリアを徐々に増やしたことで増収となった。OEMは、既存の大口取引先からの受託量は引き続き減少したものの、新規取引先の増加に伴い、減少ペースは鈍化した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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