一蔵 22年3月期/和装事業、受注が過去最高に/展示会販売が好調推移(2022年6月16日号)

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 一蔵の22年3月期における和装事業の売上高は、行動制限が緩和されて展示会販売が開催可能になったことから、前期比22.7%増の143億5600万円になった。
 和装事業のセグメント別業績は、振袖や呉服の「販売」が同26.1%増の77億5900万円だった。「レンタル」は同28.7%増の18億4900万円と大きく伸ばした。「加工」は同14.3%増の13億8500万円、「写真」は同15.8%増の27億6800万円、「その他」が同17.8%増の5億9300万円だった。
 受注実績は前期比20.9%増と過去最高を記録。展示会販売による受注が堅調に推移した。
 SPA商品(PB商品)の受注実績は、同6.4%だった。他社との差別化を図るため、オリジナル性を追求した新商品を投入。営業や企画部門との連携により、SPAの打ち出しを強化したことが奏功した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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