石井食品/夏ギフトの通販を強化/売上は前年の1.5倍へ(2022年6月16日号)

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 食品メーカーの石井食品(本社千葉県、石井智康社長)は、夏ギフトのECを強化する。オンライン限定のセット販売などを展開し、新規顧客の獲得の拡大を図る。今シーズンの売り上げは前年同時期比1.5倍を目標にしている。
 ギフトは5月27日からECサイト「無添加調理専門店 イシイのオンラインストア」で先行予約を開始した。
 現在、ロックファーム京都(本社京都府)の白いとうもろこし「京都舞コーン」を使用した「京都舞コーンスープ」と、とうもろこし3本をセットにした「京都舞コーンとスープのセット」(税込4800円)の予約が増えている。ロックファーム京都がテレビで紹介されたことで注目が集まった。
 5400円以上の購入で送料無料となるため、ミートボールやハンバーグなどを同時に買う人が多く、既存商品の認知拡大にも寄与している。
 他にも期間限定商品として佐賀県唐津市産レモンも取り扱う。石井食品の認知度は北海道と九州地方で低いため、その地域の野菜や果物を取り扱うことで認知を広げたい考えだ。今後は、北海道や九州の農家と提携し、地域の伝統野菜を使用した加工品も製造する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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