カラクリ/AIが課題を先回り/「寄り添い型」接客ツール提供(2022年5月19日号)

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 カスタマーサポート(CS)サービスを提供するカラクリ(本社東京都、小田志門CEO)はこのほど、AI(人工知能)がユーザーの課題を予測し、解決へと導くCS特化のウェブ接客ツールの提供を開始したと発表した。売ることを目的としない「寄り添い型接客」を通じて、導入ECサイトの顧客体験価値向上を図る。
 「KARAKURI hello(カラクリ ハロー)」は、ECユーザーの負担軽減や課題解決を目的としたウェブ接客ツール。決済手続きやフォーム入力など、利用時にユーザーの負荷となる部分を予測し、適切な解決方法をウェブ上で提示する。
 AIがユーザーの課題を先回りして最適なメッセージを表示するため、問い合わせフォームを利用せずに離脱していた「サイレントカスタマー」と呼ばれる層へのアプローチも可能になるという。
 同社が提供するチャットボット(CB)サービスとの連携により、顧客の分類やメッセージの最適表示の全自動化にも対応する。価格はCBとセットで月額50万円以上を想定しているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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