アイディーエス/EC―CUBEで販売分析/自社AWSツールで可視化(2022年5月19日号)

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 ECの支援事業などを行うアイディーエス(本社東京都、中野貴志社長、(電)03―5484―7811)はこのほど、EC―CUBE用の分析ツール「EC―CUBER(イーシーキューバー)販売分析ダッシュボード」の提供を開始した。同社が開発した、AWSの分析ツールを活用し、売り上げや損益、購買状況などの分析を可視化できるという。
 「既存の機能では多角的な分析ができないため、どこに注力すればいいかが分かりにくかった」(担当者)と話す。売り上げ分析では、月単位から日別、曜日別、時間帯別の売り上げを算出することが可能。各売り上げを前月と比較することもできる。
 購買分析では、地域ごとの購入状況をマップ上に表示する。会員ごとの購入状況のリストアップもできる。リストはCSVで出力することも可能だ。「例えばメルマガを送るにしても、定期的に購入している顧客か、1回しか購入していない顧客かで、その内容は変わる。顧客の状況を把握することにより、効果的なメルマガを発信できる」(同)と話す。
 損益分析では、あらかじめ商品の原価を入力しておけば、簡単に粗利を計算することができる。送料無料分の負担額や、決済方法ごとの取引量を算出することも可能だ。
 初期費用は税別30万円から。月額費用は同5万円となっている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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