日本トリム 22年3月期/整水器事業売上高9.9%増/職域販売が一時回復も、感染再拡大が影響(2022年5月19日号)

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 電解水素水整水器の職域販売を手掛ける日本トリムの22年3月期のウォーターヘルスケア事業の売上高は、前期比9.9%増の72億7600万円だった。職域販売では、セミナーの開催数が21年10―12月に一時的に回復したものの、新型コロナの感染再拡大によって、22年1―3月期(純第4四半期)のセミナー開催数が前年同期比で26%減少した。
 日本トリムは22年3月期において、営業力の底上げのためのトーク内容の見直しに努めたという。その結果、セミナー1件当たりの販売効率が向上したが、セミナーの開催数減少をカバーするまでには至らなかったとしている。
 職域販売を実施するDS事業部の売上高は、前期比15.3%増の39億7000万円、取付・紹介販売を行うHS事業部の売上高は同7.7%増の15億7800万円だった。
 20年12月から実施しているウェブマーケティング部門では、売上高は4億7600万円となった。
 CPA(一件当たりの顧客獲得単価)とのバランスを取りながら、ブランディングの強化と販売プロセスの効率化を進めていくとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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