ルームクリップ/D2C構築を支援/新プロジェクト開始 (2022年3月31日号)

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(写真右から)ルームクリップの高重正彦CEO、イケヒコ・コーポレーションの猪口耕成社長、バイデザインの石川森生氏

(写真右から)ルームクリップの高重正彦CEO、イケヒコ・コーポレーションの猪口耕成社長、バイデザインの石川森生氏

 住生活に関する写真の投稿や閲覧ができるプラットフォーム「ルームクリップ」を運営するルームクリップ(本社東京都、高重正彦CEO、(電)03―3405―2500)は3月29日、D2C構築プロジェクト「D2C ROOM LABO(ディーツーシー・ルーム・ラボ)」を開始した。
 プロジェクトの第一弾として、い草や畳製品を製造・販売するイケヒコ・コーポレーション(本社福岡県、猪口耕成社長)のD2C化の支援を始めた。ネット上の情報と商品の流通を前提とするビジネスフローの構築を目指す。
 ディーツーシー・ルーム・ラボは、ルームクリップと、D2C家具ブランド「KANADEMONO(カナデモノ)」を展開するbydesign(バイデザイン、本社東京都、高重正彦社長)が共同で展開する。ルームクリップが持つ、実例写真から分析したトレンド情報やデータの知見に、D2Cブランドを運営するバイデザインのノウハウなどを組み合わせる。事業者と共同でD2C構築を目指すプロジェクトとなっている。バイデザインには、ネット通販に知見を持つ石川森生氏が経営に参画している。
 イケヒコ・コーポレーションとの取り組みは、既存商品をD2C化し、D2Cに即した展開に変えた形で、畳製品3商品を22年4月中に発売していく予定。4月に発売する商品動向を踏まえて、22年度中に、新商品の共同開発も行う計画だ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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