ヤーマン 第3四半期/通販売上が7%減に/中国好調で海外2桁増 (2022年3月31日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 ヤーマンの21年5月―22年1月期(第3四半期)における直販(自社通販)部門の売上高は、前年同期比7.4%減の88億2800万円だった。自社ECなどネット販売に力を入れたものの、大幅な増収となった前年同期実績からは下回った。
 直販部門の営業利益は同1.7%減の44億8700万円となった。
 海外部門は、中国向けの販売が、T―mall(天猫)などで好調で、売上高は同30.6%増の111億4700万円だった。営業利益は同45.6%増の37億6200万円となった。
 連結売上高は同11.1%増の316億8300万円、営業利益は同10.4%増の60億700万円だった。


■通期業績を上方修正

 ヤーマンは3月11日、今期(22年4月期)の通期連結業績予想の上方修正を発表、売上高は期初予想を10億円上回る410億円(前期比11.9%増)、営業利益は6億円上回る70億円(同14.5%増)とした。
 コロナの感染再拡大や、ウクライナ情勢の影響などを懸念しつつ、中期経営計画の売上高500億円、営業利益率20%に向けたブランディング広告や新製品開発などが進んでいるとしている。
 経常利益は10億700万円上回る72億2600万円(同18.4%増)、当期純利益は6億3100万円上回る49億3700万円(同32.5%増)にそれぞれ修正を行っている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ