エスエルクリエーションズ/4つの新ブランド投入を発表/動画・ウェブ受注を強化 (2022年1月20日号)

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あいさつする佐藤健社長

あいさつする佐藤健社長

 食品宅配のエスエルクリエーションズ(本社東京都、佐藤健社長)は22年度(22年1―12月)の方針として、四つの新ブランドを投入する。オンライン受注、動画を活用することで幅広い世代から新規顧客を開拓し、既存顧客の離脱防止を推し進める。1月12日にオンラインで開催した「合同マネージャーミーティング」で明らかにした。
 冒頭のあいさつで佐藤社長は「グループを取り巻く環境はピンチとチャンスが混在している。既存の営業方法だけでは以前のように新規顧客は獲得できなくなっている。コロナ禍だけが要因ではなく、難しくなっていくことが予想される。販売員の高齢化や販売員のフルタイムへの移行による離脱に伴う顧客の消失が大きな課題だ。売り上げや規模ではなく、品質で勝負できる企業にしたい」と話した。
 商品をネットで注文できる「オーダーサイト」やウェブチラシ、有料SP(シュガーパーティー)体験セット、インスタライブ、レシピ動画の配信などを活用して販促に力を注ぐ。新規顧客に対しては、ウェブ受注を推し進めることで通販感覚で利用できるメリットを促す。
 賢いおやつシリーズとして「Any’O clock(エニー・オクロック)」や、無添加でおいしさを追求した糖質コントロールシリーズ、ローヤルゼリーを配合したペットサプリを4月から順次発売する。おやつは、SDGsの観点から、売り上げの一部を寄付する。第一弾は、おからを使った製品として6品目を4月から販売する。自社だけではなく、店頭への卸売りを含めた外販も進める。無添加で糖質をコントロール、電子レンジで加熱して利用できる商品やミールキットも販売する。

(続きは、「日本流通産業新聞」1月20日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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