大都 20年12月期/売上高は54億円超/コロナ禍のDIY需要の波に

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 DIY用品のECサイト「DIY FACTORY」を運営する大都(本社大阪府、山田岳人社長)の20年12月期の売上高は、前期比27.6%増の54億5000万円となった。コロナ禍の巣ごもり消費で、DIY用品の需要が高まり、売り上げが増加した。ECモールのレビューの改善など、「ECの原点に立ち返った」(山田社長)ことも、大幅増収の要因になったとしている。
 巣ごもり消費によるDIY用品の需要の増加は、20年4月ごろから顕在化したという。外出自粛の影響で、自宅で余暇を過ごす人が増え、「DIYをやってみたい」という市場が拡大したのだとしている。「DIY FACTORY」では、外壁塗装用のしっくいや、庭の手入れをするためのガーデンシュレッダーがよく売れたという。ガーデンシュレッダーは、1台3万円ほどするが、年間で約1100台売れたとしている。

(続きは、「日本ネット経済新聞」2月11日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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