高島屋 19年3―8月期/食品宅配、前期比20%増に/ネット受注への誘導を強化

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 高島屋が首都圏を中心に展開する食品宅配サービス「ローズキッチン」の19年3―8月期(中間期)における売上高は前年同期比20%増の13億円だった。高島屋では「中間期において収支上の課題が解消された」と説明し、採算ベースに乗ったことが分かった。20年3月期は同12.5%増の27億円を見込んでいる。
 新規顧客開拓を強化すると同時に、ウェブでの注文比率を高めている。
 上期は、6~8月にウェブ購入を促す一環として、カタログ掲載商品を5日前から注文できる「ウェブ先行受注」を実施。そのほか、新規会員には、調理器具(価格1700円前後)のプレゼントを実施した。こうした施策が奏功し、電話注文からウェブ注文に切り替えた会員が増加。その結果、ウェブ注文率は18.6%に増え、期末までに20%に引き上げ、当面の目標として30%を目指す。

(続きは、「日本ネット経済新聞」10月17日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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