JIMOS/傘下の化粧品ECを吸収合併/カタログとECの相乗効果狙う

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 スキンケア化粧品の通販事業を展開するJIMOS(ジモス、本社福岡県、小林貴之社長)は2月25日、同社の子会社で、ECモールで実績を挙げてきた化粧品ECのインフィニティービューティー(本社東京都)を吸収合併した。ジモスがカタログ通販で培ってきた、顧客とのコミュニケーションの知見と、インフィニティービューティーのモール出店の経験を掛け合わせることにより、相乗効果を狙うとしている。
 インフィニティービューティーはこれまで、楽天市場、アマゾン、ヤフーショッピングなどのモールに出店、美容室向けにヘアケア化粧品などをECで販売してきた。17年11月期の売上高は26億6800万円。18年12月にジモスが子会社化していた。
 ジモスの小林社長によると、インフィニティービューティーは、ECモールのセール対策に独自の知見を持っているという。「ECモール全体のセールにどう乗じるか、独自のセールをどう打っていくか、インフィニティービューティーの知見を利用していく」(小林貴之社長)としている。
 ジモスは今春、個人向け化粧品通販事業について、楽天市場などのECモールに初出店するとしている。ジモスが展開する化粧品ブランドごとに出店する予定。モールに出店する小売りの化粧品EC企業への卸販売は、出店を開始次第終了するとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ