ゴルフダイジェスト・オンライン 18年12月期/営業利益は33%減/2桁増収も海外投資で減益

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 ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)が2月12日に発表した、18年12月期の連結業績における営業利益は前期比33.7%減の8億400万円だった。海外展開の本格化に伴う米国企業の子会社化といった投資により、減益となった。売上高は同23.9%増の267億3900万円と2桁増収を達成した。
 連結業績における経常利益は同32.9%減の8億2200万円、当期純利益は同46.1%減の3億8000万円だった。
 事業別売上高は、ゴルフ用品販売とゴルフ場予約サービスなどで構成する国内事業が、同17.0%増の252億4400万円。ゴルフレッスンサービスなどを展開する海外事業の売上高は、14億9400万円だった(増収率は非開示)。
 ゴルフ用品販売による売上高は同16%増の約173億8000万円だった。53ブランドをECで新たに取り扱い始めたことや、ゴルフクラブを試打後に購入できる新サービスが奏功した。
 ゴルフ場予約サービスによる売上高は、同20%増の約66億8500万円だった。
 18年6月から開始した新たな会員制度は、ゴルフ用品販売と予約サービスの特典付与制度を統合したもの。双方のサービスを利用する顧客は同11%増加した。GDOの会員数は18年12月末で372万人となった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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