エニグモ/海外の顧客を開拓/英語のCtoCサイト開設

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アパレルのCtoCサイト「BUYMA(バイマ)」を運営しているエニグモは10月1日、英語版のCtoCサイトを開設した。個人が手軽にアパレルを英語圏の消費者に販売できる仕組みを構築した。世界のアパレル市場が拡大を続ける中、英語圏利用者の獲得を目指す。
 英語版サイトの名称は日本語版と同じ「BUYMA」。日本語版サイトで実施している決済代行や補償、返品サービスなどは英語版でも実施する。基幹システムも日本語版と共通。
 日本語版の「バイマ」では現在、123カ国に点在する約7万人の出品者が日本人向けにアパレル製品を販売している。品ぞろえは約6000ブランド、年間の出品数は約300万点に上る。
 英語版がスタートしたことで、日本語版に出品している商品を英語圏の消費者にも販売できるようにした。出品者のほぼ全員が日本人だが、約76%は英語も使えるため、英語圏への販売に対応できるという。
 「バイマ」の15年1月期の年間流通額は前期比20・9%増の約206億円だった。中長期の計画として流通額1000億円を掲げているため、英語版「バイマ」で海外のユーザーを獲得し、早期の計画達成を目指す。

(続きは日本ネット経済新聞 10月15日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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