エスプールロジスティクス〈自動梱包機を追加導入〉/限定でネコポス出荷費300円(2021年5月27日号)

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2台目の自動梱包機

2台目の自動梱包機

 エスプールロジスティクス(本社東京都、小林正憲社長、(電)0120―958―944)はこのほど、自社物流センターに2台目の自動梱包機を導入した。作業効率を高め、人件費を削減することで、利用企業のコスト削減に貢献する。ヤマト運輸の「ネコポス」出荷費用を1件300円で提供するキャンペーンも展開している。
 都内・品川に開設した次世代物流センター「S―POOL LOGISTICS Laboratory Shinagawa(品川物流センター)」は、最新設備を積極的に投入している。
 シェアードセンターとして、利用企業の出荷作業を共通の設備で行い、利用した分だけ費用を徴収する仕組み。最新設備を導入することで機能性を高め、利用企業にコスト効率の高いサービスを提供することで還元している。


■梅雨の水漏れ心配なし

 自動梱包機はコロナ禍で出荷件数が増える中、作業効率をさらに高めるため、2台目を導入した。
 「自動梱包機はポストインサイズに特化した機器を導入した。コロナ禍にニーズが増しているポストインサイズの商品の梱包作業の効率を高めるだけでなく、段ボールをシュリンクフィルム(熱で縮む包装資材)で完全に覆うため、梅雨の時期に発生しがちな水漏れを防ぐメリットもある。屋外のポストだと、水だけでなく虫が混入するリスクもあるが、その心配もない。梱包に使用する段ボールやシュリンクフィルムは環境配慮素材でもある」(小林社長)と導入メリットを紹介する。
 2台目の自動梱包機の稼働率を高めるために、お得に導入できるキャンペーンを実施している。6月中に利用を申し込んだ企業に対して、「ネコポス」の出荷費用を1件300円で提供するという。
 「作業費や配送費、資材費込みで1件300円というのは、かなり割安な料金だと思う。コロナ禍で出荷件数が増えているEC企業などに、コスト削減のために導入していただきたい。今後、自動梱包機を24時間稼働する計画もある。より多くのクライアントのコスト削減に貢献したい」(同)と話す。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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