【楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2019】 MOAが総合グランプリ/中小ショップも総合10位に入賞

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 楽天は1月28日、19年における「楽天市場」の優秀店舗を表彰する「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2019」を発表した。総合グランプリは家電販売の「A―PRICE(エープライス)楽天市場店」が受賞した。総合賞にはオリジナル商品を扱う店舗や中小企業も名を連ねた。ジャンル賞やサービス賞、特別賞も含め、延べ173店を表彰した。
 「A―PRICE楽天市場店」の19年の売上高は、前年と比べ2桁増となった。競合企業が苦手としている取り付け・設置が必要な白物家電のPB商品が売り上げ拡大をけん引したという。
 「A―PRICE楽天市場店」を運営するMOA(モア、本社東京都、佐伯澄社長)の大西剛取締役営業本部長は、「一昨年は8位、昨年は5位だった。今回の受賞は素直にうれしい。大型家電の配送・設置など、お客さまの自宅に上がって行う『血の通った商売』を念頭においたサービスを強化したことが、受賞のポイントだと思う」と話す。
 総合4位の「サプリ専門SHOP シードコムス」、総合7位の「THINK RICH STORE(シンクリッチストア)」、総合8位の「タオル直販店 ヒオリエ/日織恵」など、中小企業が運営する店舗も総合賞を受賞した。19年10月から開始した「キャッシュレッシュポイント還元」を追い風に、成長を加速した企業もあるようだ。

楽天の三木谷浩史社長(写真中央)と総合グランプリを受賞したMOAの大西剛取締役(同右)、城守豪マネージャー

楽天の三木谷浩史社長(写真中央)と総合グランプリを受賞したMOAの大西剛取締役(同右)、城守豪マネージャー

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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