〈TV通販大手〉QVC、ベンツを紹介/自動車・バイクで需要開拓
2012.06.12
日本流通産業新聞 /
カテゴリ:テレビ・ラジオショッピング
キーワード:新商品マーケット
QVCジャパンは6月1日、メルセデス・ベンツの特別仕様車をテレビショッピングで紹介する取り組みを実施した。自動車の取り扱いは初めて。テレビ通販業界ではジャパネットたかたが昨年末、電気自動車を番組で紹介。ジュピターショップチャンネルも3月、電動バイクを販売した。こうしたバイクや自動車は従来、テレビ通販では見かけない商材だったが、消費の多様化で自動車やバイクなどの需要をテレビ経由で開拓しようとする動きが目立ってきた。新たなニーズの掘り起こしが加速する可能性がある。
6月1日、メルセデス・ベンツの特別仕様車「A180ファイナルエディション」(メーカー小売価格283万円)を、午前10~11時と午後1~2時の計2時間、通販番組で紹介した。
視聴者からの電話をQVCジャパンが受け、顧客をメルセデス・ベンツ日本に紹介。購入希望者は最寄りのメルセデス・ベンツ日本の販売店もしくは代理店の担当者と商談し、販売手続きを進める仕組みだ。
高額な販売価格だが、1日は午後3時までに視聴者から約20件の問い合わせがあった。
QVCジャパンは取扱商品を拡充し、新たな顧客層やニーズを開拓する狙い。生放送に立ち会ったジョン・トーマスCEOは今後のメルセデス・ベンツの継続販売について、「(結果を)分析し、話をした上で決めたい」としている。
大手テレビ通販企業では環境配慮型商品の取り扱い拡充の一環として、ジュピターショップチャンネルは電動バイクを販売。ジャパネットたかたは電気自動車を紹介した。大手のこうした取り組みが加速することで、自動車・バイクのメーカーや販売会社の新たな販売ツールとしてテレビ通販が注目を集めそうだ。
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