【ヒットの予感】初年度1万個を販売〈「おしゃべり熱中症計」〉/目の不自由な人の需要も

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初年度に1万個を売り上げている「おしゃべり熱中症計(風邪ひき指数・温室時計付き)」

初年度に1万個を売り上げている「おしゃべり熱中症計(風邪ひき指数・温室時計付き)」

 記念品やノベルティグッズを企画・製造するデザインファクトリー(本社東京都、近藤彰彦社長、(電)03―5821―3236)が15年4月に発売した「おしゃべり熱中症計(風邪ひき指数・温湿度計付き)」の売れ行きが好調だ。「アマゾン」「楽天市場」などの大型モールや東急ハンズなどで販売し、初年度に1万個を売り上げている。
 同商品は、一般財団法人日本気象協会(本社東京都、繩野克彦会長)と共同企画・開発した。夏は熱中症計、冬は風邪ひき指数計として使用できる。スイッチで使用用途の切り替えが可能だ。
 「音声で、今いる環境の危険ランクを知る」というコンセプトのもと開発された。10分おきに気温と湿度を計測し、日本気象協会独自の計算手法により、現地環境の危険性を音声とLEDライトで知らせる。危険度が高い時には、「厳重警戒」「危険」などの音声とともに熱中症対策や風邪対策のワンポイントアドバイスもランダムで知らせる。
 気温と湿度も音声で知らせるため、これまで温湿度計の液晶画面の小さな文字が見づらかった人でも、音声を通して危険性を把握できる。音量調整も可能。

(続きは日本流通産業新聞3月24日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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