【カタログから分析 通販会社調査隊】162 集英社「フラッグショップマガジン」別冊カタログ/出版社の「コンテンツ力」前面に

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 集英社(本社東京都、堀内丸恵社長)のアパレル通販事業「FLAG SHOP(フラッグショップ)」は今春から、年2回発行する主力カタログ「フラッグショップマガジン」の別冊版カタログを展開している。出版社のコンテンツ力を生かした誌面作りが特徴だ。
 従来から、同社の女性ファッション誌の特集などをコンテンツとしてECサイト内に掲載。今年2月、開設10周年を迎えたのを機にサイトを刷新した。バイヤーがお薦めする商品や着こなしを紹介する記事など、ウェブ独自のコンテンツを複数新設した。
 従来、雑誌と連動する形でカタログを制作してきたが、別冊版カタログは、こうしたウェブ独自のコンテンツを基に制作されている。
 8月18日に発行した別冊版カタログ最新号(4号目)のタイトルは「新・定番12着で秋まで着回しBOOK」。有名スタイリストが「フラッグショップ」のアイテムの中から秋向けのスタイリングを提案。インスタグラマーの着回しテクニックも紹介している。
 別冊カタログは毎号異なるテーマで制作している。6月に発行した前号「ザ・デニムブック」はデニムに特化した内容で、5月の前々号は「初夏の外出」をテーマにした着こなしを掲載した。

(続きは、「日本流通産業新聞」8月24日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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