【カタログから分析 通販会社調査隊】138 「Junior&Teens」/ティーン雑誌「ニコラ」風で親子から好評

 千趣会は16年8月に、小学生から中学生のティーンエージャー向けのファッションカタログ「Junior&Teens(ジュニア&ティーンズ)」を創刊した。千趣会を長年愛用する顧客が増えるにつれ、顧客の子ども世代の年齢も高まっている。80センチメートルサイズから販売する子ども服カタログ「Child(チャイルド)」に160センチメートルサイズの服も一部に載せていたが、子どもの目線からも表紙を見て欲しいと思えるよう、小中学生女子に人気のファッション雑誌「ニコラ」のモデルを起用し、ファッション雑誌の要素を多く取り入れた。
 顧客層の母親世代からも、高級ラインの百貨店ブランドかプチプライスの子ども服が多く、好みの服を買う場所が少ないという悩みがあった。Sサイズの大人用の服も体格が違うため、子どもにはフィットしない。
 「ジュニア&ティーンズ」の創刊後、「やっとローティーン向けのカタログができてうれしい」など、いい反響が寄せられているという。
 以前も10代前半向けのカタログを発行した実績があるが、当時はまだ顧客の子ども層の年齢が達していなかった。ニーズが高まり、満を持して創刊した形だ。
 「ジュニア&ティーンズ」の表紙から巻頭は雑誌「ニコラ」のモデルが飾り、テイストも合わせている。通販カタログでありながら、着回し術やモデルの撮影風景レポートなど、ファッション雑誌を読むような楽しみを与えている。
 胸元が開いている服など、派手な服は親世代が好まないため、親子どちらが見ても派手すぎずに、おしゃれと思われる服とコーディネートを心掛けているという。

(続きは、「日本流通産業新聞」2月16日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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